- フリーランスアートメイク看護師の年収はどれくらい?
- 年金や保険ってどうなる?
- フリーランスになると、どんな働き方をするの?
- アートメイク看護師になった後、どうやってフリーランスになるの?
- アートメイク看護師がフリーランスになるメリット・デメリットは?
このような疑問にお答えしていきます。
アートメイク看護師の実態や就職事情など、リアルな情報を調査するために、現役アートメイク看護師3名にインタビューを実施しました。
多角的な視点でアートメイク看護師のリアルを調査するため、あえて3名もの現役アートメイク看護師にお話をお伺いしています。
全て、インタビュー内容を元に徹底解説していきます。
取材した現役アートメイク看護師の紹介
今回インタビューさせていただいた、3名の現役アートメイク看護師を紹介します。
アートメイク業界では誰もが知る著名人&超人気の現役アートメイク看護師。THE ARTMAKE TOKYOに所属。元々美容にいきたい思いがあり、就職した病院で形成外科と皮膚科の混合病棟を選び、3年半勤務。その後大手総合美容クリニックで7年勤務し、働きながら美容学校とアートメイクスクールへ通う。同じくスクールへ通っていた西川医師(現TAT理事長)と出会い、共同でアートメイク専門クリニックを立ち上げる。現在はアートメイク看護師として活躍しながらアートメイクスクールの運営も行っている。
櫻井グリコさんとツートップで大人気且つ名高い現役アートメイク看護師。THE ARTMAKE TOKYOに所属。大学病院(形成外科・脳外科の混合病棟)で1年勤務。学生時代から目指していた美容の道に進むべく、総合美容クリニックへ転職し10年勤務。美容クリニックで働きながらアートメイクスクールに通い、卒業後大手アートメイク専門クリニックへ転職。アートメイクの経験を積んだ後に、フリーランスへ転向しTHE ART MAKE TOKYOへ所属となる。櫻井グリコさんと共にアートメイクスクールの運営を行っている。育児と両立しながら働く、ママアートメイク看護師。
美容業界全般的に名声を博する現役の美容&アートメイク看護師。自身の美容クリニックであるLIAN clinicを立ち上げ、クリニックの代表と看護技術総責任者を務めている。アートメイクも美容施術も網羅的に行う。OPE室に1年勤務し大手総合美容クリニックへ。美容看護師としての経験を積んだ後に美容皮膚科クリニックの立ち上げに携わり副主任を務め、その後総合美容クリニックの立ち上げ、主任を務めながらアートメイク部門を立ち上げる。その後フリーランスに転向し、自身が代表を務めるアートメイク看護師専門会社のメドビューティー(現LIAN ARTMAKE)を立ち上げ、運営。その後LIAN clinicを立ち上げ、メドビューティーはLIANへ移転。育児と両立しながら、代表としても看護師としても活躍している。
上記3名のアートメイク看護師にインタビューした他の記事はこちら。
フリーランスアートメイク看護師の年収・給料
「フリーランスアートメイク看護師」と「雇われアートメイク看護師」の年収や給与形態を比較し、下記の表にまとめました。
統計結果ではないので、あくまでも参考程度にご覧ください。
勤務形態 | フリーランス | 雇用される場合 |
---|---|---|
年収 | 600万~3,000万超え (天井なし) | 500万~900万 |
ボーナス | なし | クリニックによって有無が分かれる |
給与形態 | 完全出来高制 | 固定報酬+インセンティブ(指名分) |
櫻井グリコ
雇用されているアートメイク看護師でも、病棟時代のお給料の倍はあると思います。
病棟看護師の年収が大体400万くらいで、美容看護師の年収がおそらく600万いかないくらいだと思うんです。
アートメイク看護師だと雇用でも900万はいくところが割とあります。人によるので幅があるんですけど、正社員だと500~900万くらいが相場だと思います。クリニックによっても差がかなりありますね。
フリーランスになると天井がないので、年収3,000万以上稼ぐ人もいます。
フリーランスの場合も人によって年収の差があって、施術の単価によっても変わりますし、講師をするかしないかでもかなり変わります。
フリーランスは特に頑張ったら頑張った分だけお給料になるので、ガッツリ働いていればお給料もガッツリ入るし、別にゆるく働きたい人はゆるく働けばいいし、みたいな感じですね。
ゆきまろ(藤尾有紀)
フリーランスだったら月300万ぐらい稼いでるアートメイク看護師もいれば、月50万も稼いでいない看護師もいたり、平均で考えると月100万超えるか超えないかくらいじゃないですかね?
トップのアートメイク看護師は月200万越えするけど、あとは100万超えてたら良いぐらいで、ちょっと超えないっていう人も全然いるんじゃないかなっていうイメージです。
雇用されてるアートメイク看護師はおそらく月100万はいかないんじゃないかな、と思います。
フリーのアートメイク看護師が給料高い理由って、自分で集客できるからなんですよね。
集客するための広告費などは、雇用されている場合だと所属しているクリニックが出してくれているので、その分「技術だけ」しかクリニックからの評価はされないんですよね。
でもフリーランスは「マーケティング力+技術力」で評価されるから給料が高いんです。クリニックに所属してる人たちは技術力だけの給料なので、そこの“マーケティング”部分で給料の差があります。
フリーランスアートメイク看護師の働き方・1日の流れ
現役のフリーランスアートメイク看護師に、働き方や1日の流れについて教えていただきました。
櫻井グリコさんの場合と滝沢まいさんの場合の、2例を紹介していきます。
櫻井グリコさんの1日の流れ
1日で担当するお客様は4人で、新規のお客様2人・既存のお客様2人と決めている。
1人当たりの持ち時間は新規が2.5~3時間、既存が1.5~2時間。
まとまった休み時間はなく、空いた時間や麻酔の待ち時間で休憩をとる。
当日キャンセルが出るなどして空いた時間は全て自由時間。
終了時間より早く終わったら、すぐに帰ってもOK
- 週4日勤務、週3休みにしている(フリーランスのため調整できる)
- 週3休みの内の1日はパソコン仕事をしている(コラムの執筆や症例写真の作成等)
育児と両立している滝沢まいさんの1日の流れ
10分前くらいに出勤して準備。
1日で担当するお客様は3人。
麻酔の待ち時間で休憩をとったり、早く施術が終わった時には次のお客様まで30分空いたり1時間空いたりするため、そういった空き時間にご飯を食べる。
帰宅後は育児・家事が落ち着き次第お客様にDM返信、インスタ記事作成、練習、勉強時間としている。(21:00~4時間程度)
- 週4日勤務、週3休みにしている(フリーランスのため調整できる)
- 育児があるため10:00~17:00までの勤務(フリーランスのため勤務時間も自分で調整可)
フリーランスアートメイク看護師の場合は勤務日数や勤務時間も自分で自由に決められるのが特徴です。
一方、雇用されているアートメイク看護師の1日の流れは下記の通りです。
- 10:00 診療開始
カウンセラーがカウンセリングに入り、看護師が施術に入る。カウンセラーがカウンセリングに入っている間に別のお客様の施術に入れるので、ずっと施術だけを担当することができる。業務分担することで、高速で回していけるので、1日6~8人の施術を担当できる。施術件数を多くこなせるため上達が早くなる。 - お昼休憩
勤務中のどこかの時間でお昼休憩がきっちり1時間取れる。外へランチに出ることも可能◎ - 19:00 診療終了
※勤務日数や勤務時間はクリニックが定めた通りに勤務しなければならない。
フリーランスの働き方について、雇われの時と比べてどうですか?
滝沢まい
フリーランスになってからの方が忙しさは増してます。でも、自由さと融通の利き具合も増してます。なので、凄く自由なんだけど、かなり忙しいっていう謎の状況ですよね(笑)
クリニックが担ってた部分のお客様対応や予約導線など、施術時間以外でもDMを返さなきゃいけなくなります。その辺を全部自分でやらないといけないので今の方が忙しいです。
ただ、休みは本当に自由で「この日ちょっと早帰りで子供のお迎え行きます」とかも全然通るので、その辺の自由さはあります。
他にもフリーランスと雇われの働き方の違いって何かありますか?
櫻井グリコ
やらされてる感がないので凄くラクなんですよね。やりたいことしかやってないっていう感覚です。
あとはやっぱ自分で休みを決められるのが良くて、クリニック勤務とか病棟勤務の時ってシフト出すときに、他の人との調整が必要だったんですよね。でも今は休みたい日があれば、自分がお客様の予約を入れないように調整できるので、絶対休めるんです。
自分のペースで仕事できるのも凄くラクです。雇用されている立場だと、けっこうお客様第一っていうよりかは先生のご機嫌とか先輩のご機嫌優先みたいなところがあったんですけど、今はお客様第一で動けるので、それが凄く良いですね。
あと、フリーランスだとカウンセラーがいなくて全部自分で仕事を回していかないといけないので、施術件数は多くできないけど、一人一人丁寧にできるんです。
雇用されている方がよく言うのは、自分がカウンセリングに入れないことの大変さがあることです。雇われだとクリニックで予約を詰めて取って施術を回したいから、カウンセラーが別にいることが多いんですよ。
カウンセラーが最初に施術前・施術後の説明とかをお客様に説明してくれるんですけど、やっぱりお客様によってできるできないとかがあるんですよね。
施術者の技術量のこともあるし、お客様側が原因でできないことも結構あるんですけど、それをカウンセラーが汲み取ってくれるかどうかによってかなり変わるんですよね。なので、そこが難しいところかなと思います。
カウンセラーとアートメイク看護師で、しっかり連携が取れないと厳しそうですね。
櫻井グリコ
そうなんですよ。クリニックが広告かけて集客してるお客様なので、「それを断って帰すなんて」っていう雰囲気が結構あるみたいで。
本当だったら「施術したら後悔させるだろうな」と思ったらお客様にはお帰りいただくべきなんです。
でも、アートメイク看護師のランク制度などを設けているクリニックもあって、帰すと評価に関わるっていうのは結構みんな言ってますね。
フリーランスだとそういうのはないので、「できないことはできない」って言えるところもフリーランスの良いところかな、と思います。
やっぱりフリーランスの方が縛りがなく、自由度が高いんですね。
櫻井グリコ
そうですね、仕事に対する自由度は高まるんですけど、自由度を上げるための勉強が凄く大変です。
あとは、フリーランスだとお迎えからお帰りまで全部自分でやらなくちゃいけないので、新規のお客様だと1人の施術に3時間はかかります。
それが雇用されている場合は、カウンセラーがいるところだと重ねて予約取るんですよね。
カウンセラーがカウンセリングしてる間、看護師は待ってるだけの状態になるから別のお客様の施術に入ってて、その施術が終わったら次のお客様って感じで、ずっと施術に入ってる。
だから上手く回れば1日に6人とか8人とか施術できるんですよ。件数をたくさんこなせるので、上達が早くなるんですよね。
なので、未経験者がアートメイク始めるなら、最初は雇用されている状態で始める方がいいですね。
フリーランスのアートメイク看護師になる方法
アートメイク看護師としてフリーランスになる方法は2通りあります(アートメイク看護師になる方法はこちら)。
- 正社員で働いて知名度が上がってからフリーになる
- 大手クリニックから独立する医師に直談判してフリー契約する
それぞれ、現役のアートメイク看護師3人にお話ししていただきました。
ゆきまろ(藤尾有紀)
アートメイク業界はほとんどみんな正社員で、自分の指名予約がたくさん取れるっていう人だけがフリーランスになるっていうイメージです。それが一般的ですね。
櫻井グリコ
とりあえず雇用でアーティストとして働いて(大手のアートメイク専門クリニック等で)、技術がしっかり身について、お客様からの指名もしっかりつくようになって知名度が上がってから「そろそろ独立できるかな」って思って、独立するんだと思います。
「指名予約で予約が埋まるからそろそろ自己集客できそうだな」とかの判断ができてからですかね。
最近はスクール出ていきなりフリーランスになっちゃう人も増えてきましたけど、おすすめできません。私がそのパターンでした(笑)
いきなりフリーランスになると、SNS運営して集客も頑張って、練習して技術も磨かないといけないしってなると凄く大変なので、おすすめはしないです。
フリーランスになる前に、まずは雇用でアートメイク看護師として働いて、お客様からの指名が多くなってから独立する流れがいいんですね。
やっぱり櫻井さんのように最初からフリーランスでアートメイク看護師として働くのは、特殊な例なんでしょうか?
櫻井グリコ
特殊ですしリスキーでしたね!
私の場合はどうしても就職先がなくてやむを得ずいきなりフリーランスになりましたが、一緒にクリニックを立ち上げた院長がアートメイクに凄く理解のある人だったから本当に恵まれていました。
院長は同じアートメイクスクールに通っていて出会ったんですけど、医師自らアートメイクスクールに通うことは稀です。
ほとんどの医師はアートメイク看護師の仕事内容を理解していないので、アートメイクスクール卒業後すぐ彫れるようになると思っている医師が大半なんです。
なので、私は普通のフリーランスの看護師よりはかなり恵まれた環境でスタートを切る事が出来ました。
オープンして3ヶ月くらいはアートメイククリニックの立ち上げ支援をしているクリニックのお世話になりましたが、院長がお金を出してくれましたし、最低賃金補償も作ってくれました。
結局開院日から予約いっぱいだったので、賃金保証は使いませんでしたが。
普通はこんなに恵まれた環境で、最初からフリーランスとしてスタートすることはできません。
滝沢まい
他で言うと、よく聞くのは、大手の美容クリニックにいた先生が独立するときに、「私もついていきます、アートメイクやりたいので一部屋貸してください!」みたいな感じで、フリーランス契約してる人も多いと思います。
先生に直談判していくつかのクリニックにフリーで入らせてもらう感じじゃないですかね?
自分から積極的に声をかけていくんですね!
滝沢まい
そうです!話がまとまれば勤務時間やお給料など、ちゃんと契約書を書いてやっていく流れになると思います。
育児との両立は?プライベート時間は増えるの?
ゆきまろ(藤尾有紀)
育児との両立でいうと、お給料がいいので色々やりようはありますよね。ベビーシッターを雇ったりとか。単価がいくらかにもよりますし、人によって手取りが違うところはあると思うんですけど。
逆に美容皮膚科の指名とかで稼いでる美容看護師の方が、アートメイク看護師よりも稼いでるパターンもあったりしますね。
なのでその方の収入がどういうものかによるので、決して“アートメイク看護師だから”とかではないのかな、とも思うんですけど。
滝沢まい
予定は合わせやすいですね。
先に予定が分かっていれば、子供の行事とかは絶対に休めます。ただ行事がずれたりすると、もう行けないっていうのはあるんですけど。お客様の予約は絶対に押さえてあるので、予約が入っているところは対応できないです。
なので、急な予定には対応しにくいんですけど、2か月先などで予定が分かっていれば合わせられるので子供の行事参加などはしやすいです。
一つ注意なのは、フリーランスだと本当に自分で時間決めないと、だらだら仕事しちゃうのはありますね。プライベートと仕事の切り替えが難しい時もあります。
家で子供と一緒にいても「今(お客様への)返事してる途中だからちょっと待って」とか、ディズニーランドなどに行っててもお客様への返事はすぐに返さないといけなかったりするので。
なので、子供の行事は絶対出れるし、子供のお迎えが早くなっても行けるし、もちろん雇用されている時よりは、子供関係の対応はしやすくなってるなっていうのはあるんですけど、仕事とプライベートの境がなくなりましたね。
櫻井グリコ
子供がいる状態でアートメイク看護師を目指すのは凄く大変だと思います。
アートメイクスクールに通うなら、スクール費用もかかりますし、練習時間の確保が大変です。子供がいたらいつ練習するんだろう、と思います。
でも、既にアートメイク看護師になった状態で育児するんだったら、普通の病棟看護師とかよりは時間的にも金銭的にも余裕があるので、育児する環境を整えやすいっていう印象です。
フリーランスだったら勤務時間とか休日数も自分で調整できますし、働く時間が割と短くても普通の看護師よりもお給料貰えたりするので、午前中にお客様の施術2件だけやって、午後から家のこと~とか、そういう働き方もできます。
フリーランスのアートメイク看護師は、金銭的に余裕がある人が多いので、私の周りの人とかはベビーシッターとかお手伝いさんとか雇ってる人が多いですね。
フリーランスになったら年金や保険など税金関係はどうなるの?
フリーランスと会社員の社会保障の違いを下記の表にまとめました。
フリーランス | 会社員 | |
---|---|---|
公的年金 | 国民年金のみ納める | 国民年金+厚生年金の両方を納める |
公的医療保険 | 国民健康保険 | 健康保険 |
雇用保険と労災 | 加入できない | 加入できる |
滝沢まい
傷病手当金とか出産手当金、育児休業給付金などの保障系はほぼないので、ちゃんと計画して貯めておくなど、働けなくなった時の給与保障に別で入っておいたりするといいですね。
あとは、確定申告を自分でしないといけないです。自分で確定申告する人もいれば、税理士さんにお願いしている人もいます。
櫻井グリコ
私は税理士さんに全てお任せしています。
フリーランスは社会保障が少ないところがあるので、自分で資産運用とか、個人年金とかもやっておかないと将来が不安なところはありますね。
フリーランスアートメイク看護師の必要経費
フリーランスになると、アートメイクの施術に使う物品や道具代は全て自分持ちになります。
アートメイク看護師のフリーランスと正社員の場合の必要経費の比較を、下記の表にまとめました。
勤務形態 | フリーランス | 雇用される場合 |
---|---|---|
物品・道具代 | 月に約10万円程度 | なし (クリニックが用意してくれる) |
診察代 場所代 | 売上の何%か納める (フリーランスの契約によって異なる) | なし |
セミナー代 | 必要に応じて | 必要に応じて |
櫻井グリコ
雇用されている場合だと物品とか道具含めて、全部クリニックが用意してくれるので、必要経費って特にないんですよね。
自分が受けたいセミナーに行った時に、セミナー代がかかるくらいだと思います。
それが、フリーランスになると物品も道具も全て自分持ちになります。
物品も道具もけっこう値段が高いんですけど、その品質が施術のクオリティにダイレクトに反映されるので、やっぱり良いのを使いたいんですよね。経費はかかるけど、物品や道具を自分で選んで自由に使えるのがフリーランスのメリットだと思ってます。
雇用されているとクリニックが用意している道具を使うんですけど、それが品質のいい道具やインクじゃない場合もあります。そこはアートメイク看護師になると、良いもの使いたいなっていうのはみんな感じる部分だと思います。
良い道具とか良いインクとかを求めるともうキリがないんですけど、自分の道具にこだわりがあるので、経費は結構かかります。セミナーなどの勉強代と物品・道具代を全て含めて毎月10万~20万くらいはかかってます。
行きたいセミナーがあればすぐに行くようにしてるのと、専門書とかも結構買ったりするので。なので物品代と勉強代で、毎月10万~20万くらいかな。
滝沢まい
私の場合だと、物品の仕入れで月10万円くらいですかね。
私と櫻井グリコが所属しているTHE ARTMAKE TOKYOでは、診察代や場所代とか保険も含めて売上から納めています。他のクリニックの場合はフリーランスの人の契約によるので、契約内容によって売上の何%を納めるのかが変わります。
THE ARTMAKE TOKYOはみんなフリーランスなんですけど、専属契約なので少し特殊で、一般的なフリーランスのアートメイク看護師とは少し違うんです。
売上から決められた割合をクリニックに納めるんですけど、その中に診察代や場所代も含まれて、何かあった時の保険もついてくるので、専属の弁護士さんもいるんです。
その他に別で何かを払うことはないので、シンプルだし保険がちゃんとあるのはありがたいですね。
フリーランスアートメイク看護師の注意点(デメリット)5選
フリーランスの注意点(デメリット)について、現役アートメイク看護師3名に本音で語っていただきました。
その内容は下記の通りです。
注意点(デメリット)
- 自己集客が大変
- オンオフの切り替えが難しい
- 業務内容が多岐にわたる
- 社会保障が少ない&税金関係を自分でやらないといけない
- もしもの時(裁判など)の保障に入る必要がある
それぞれ詳しく解説していきます。
自己集客が大変
櫻井グリコ
雇用の時ってクリニックが集客してくれるんです。
なので、自分は来院したお客様の対応をすればいいだけなんですけど、フリーランスになると自分でお客様を集めないといけないんですよね。
そうなると、自分の知名度がある程度ないとけっこう厳しいんですよね。なので、大手のアートメイク専門クリニックとかにいて、全国指名1位とった経験とかがないとやっぱり独立は難しいと思うんですよね。
自分の名前で検索してくれるお客さんがついてからじゃないと、結構厳しいです。
滝沢まい
自分で集客をしないといけないので、自分が表に出ざるを得ないっていうのもありますね。
フリーランスだったら絶対に顔出しした方が集客できるので。それが苦手だなって思う人はいるかもしれないですね。
オンオフの切り替えが難しい
滝沢まい
仕事の時間以外にも色々やることがあって、発注・在庫管理だったり、お客様から緊急の連絡がきたらすぐに返さないといけないですし、お客様との距離が近いので、すぐ対応しないといけないっていうのはあります。
なので実際はけっこう泥臭い感じです。
櫻井グリコ
仕事とプライベートの境目がなくなりがちなので、オンオフの切り替えが難しくなりますね。
ただ、楽しくてついつい仕事をしちゃうっていう部分も大きいですね!
やっぱり好きでやってる仕事なので、アートメイクの練習も勉強も楽しいんですよね。
あとはアートメイクって、数日でも練習やらないと下手になるんですよ。
なので毎日練習してますね。私は今リップの予約が多いので、眉毛をたまにしかやらないってなると描けなくなっちゃうので、1日1回は絶対練習してます。
業務内容が多岐にわたる
滝沢まい
雇われている時だと、カウンセラーさんが予約を取ったり、予約表の作成、カウンセリング、お会計、お客様のお見送り、クレーム対応などもしてくれて、施術以外の部分を対応してくれていることが多いんです。
フリーランスになると、業務時間外のお客様とのやり取りや、クレーム対応なども自分でやる必要が出てきます。
SNS運用も自分でやらないといけないですし、在庫管理や発注もそうですね。施術以外の仕事も凄く多いなって思います。
社会保障が少ない&税金関係を自分でやる必要がある
滝沢まい
税金関係も自分でやる必要があります。
あと、国民健康保険になるのでちょっと高いし、退職金もないし、ケガした場合は施術ができなくなるし、傷病手当ないし育休・産休もないし、保障系はほぼないので、ちゃんと計画して貯めておいたりとか、働けなくなったときの給与保障に別で入ったりは必要ですね。
税金関係は税理士に任せることが多いですか?
滝沢まい
本当に忙しい人は任せてると思いますね。
自分で確定申告やってる人の方がかなり多くて、少数ですが税理士さんを雇ってる人もいます。
私は初年度は自分でやってみようと思って去年は税理士さんをつけないで自分でできたので、しばらくは自分だけでやっていけそうです。
もしもの時(裁判など)の保険に入る必要がある
滝沢まい
万が一クレームになって大きい裁判になってしまった時の保険ですよね。
もしも賠償金などを払わないといけなくなってしまった時は、もしかしたら自分個人にその請求がくるかもしれないので、そこはかなりのリスクだと思います。
そういう万が一の時に備えて、保障に入っておくことは必須なんですね。
滝沢まい
そうですね。個人だったら入った方がいいと思いますし、私や櫻井グリコは所属しているTHE ARTMAKE TOKYO(アートメイク専門クリニック)でフリーランスだけど専属契約しているので、クリニックがそういう保険に入ってくれてるんですよ。
なのでもし、保険に入っていないクリニックと自分が業務委託契約するんだったら、自分が保険に入っておかないとリスクなんですけど・・・。
櫻井グリコ
そうなんです。万が一に備えて入っておくべきなんですけど、こういう保険って自由診療で看護師個人だと入れないところが多かったりするんです。
だからクリニック側に保険に入ってもらうしかないっていうことが多いんですよね。
なので業務委託契約をする時も、そういった保険関係の確認をすることは重要なんです。
フリーランスアートメイク看護師のメリット9選
まず、「アートメイク看護師自体のメリット・デメリット」はどんなものがあるのか、3人のアートメイク看護師に聞いてみました。下記の表にまとめています。
メリット
デメリット
アートメイク看護師のメリット・デメリットについて、下記の記事で詳細を解説していますので、アートメイク看護師を目指している人はぜひご覧ください。
関連
それでは本題の「アートメイク看護師が“フリーランスになった時の”メリット・デメリット」について、メリットの方から順番に解説していきます。
アートメイク看護師がフリーランスになった時のメリットは以下の通りです。
- 人間関係のストレスがない
- 上下関係が厳しくない
- やりたくない仕事を強制されることがない
- 勤務日数や勤務時間を自由に決められる
- 1つの職場に留まらず複数の職場で働ける
- 全国どこへ行っても仕事ができる
- 自分が頑張った分だけ返ってくる
- 材料・道具・メニューにこだわれる
- SNSで色々な人と繋がれる
それぞれ詳しく解説していきます。
人間関係のストレスがない
滝沢まい
会社勤めの方とか人間関係で悩まれる方、けっこういるのかなと思うんですけど、フリーランスは人間関係のストレスはほとんどないですね。
別に他のスタッフと関わらなくても、仕事が成り立つんですよね。
確かに他スタッフとの連携が必要ないから、人間関係の煩わしさは感じることなさそうですね!アートメイクのお仕事自体、お客様との1対1での施術なので、自分一人で業務が完結できますよね。
上下関係が厳しくない
滝沢まい
フリーランスになると厳しい上下関係もないです。
マウント取られたり、新人ばかりが雑用押し付けられたりなどそういうこともないですね。
やりたくない仕事を強制されることがない
櫻井グリコ
やらされてる感がないのが、凄くラクなんですよね。
雇用の時だと、例えば苦手な先生とオペに入るとか、やりたくない仕事ばっかりで「早く仕事終わらないかな」みたいなこと多かったんですよね。
何件施術やってもお給料は変わらないですし、だったら楽な方がいいかな、とか思ったりすることもあったんですけど。
今は全部やりたいことしかやってないです。やりたくてやっているという感覚でお仕事ができてます。
勤務日数や勤務時間を自由に決められる
櫻井グリコ
やっぱり自分で休みを決められるのもメリットですね。
クリニック勤務とか病棟勤務の時ってシフト出すときに、他の人との調整が必要だったんですよね。その日は何人までしか休めないとかあったので。
でも今は休みたい日は絶対休めるんですよ。
自分が休みたい日はお客様の予約を入れないようにして、自分で調整することができるので休みの自由度も高いんです。
滝沢まい
とにかく自由がききます!
子供がいる私にとっては予約枠でシフトを管理できて自由に働けるっていうのは、本当に魅力的な部分ですね。
1つの職場に留まらず複数の職場で働ける
ゆきまろ(藤尾有紀)
一つの職場じゃなくて、複数の職場に勤められることはリスクヘッジになりますし、一つの職場に依存しすぎず働き方の幅も広がります。
一つの職場に縛られない環境は、精神的な余裕も持てるからいいですね!他にも働き口があるというだけで、気持ち的にも楽になりますし、複数の職場で働くことで、色々な学びがあったり自分の成長にも繋がりますよね!
場所を選ばず全国で仕事ができる
櫻井グリコ
全国どこでも働けます。沖縄や北海道で働きたいみたいに、一つの場所に留まらずに色んな土地で働きたい人にも向いてます。
単発で「今日は仙台でやります」とか、「今日は大阪でやります」みたいな感じで、「どこでも出張するよ!」みたいな働き方をする人もいますね。
提携先探すのは大変ですけど、それができるんだったら特に旅行好きの人には楽しい働き方だと思いますね。
滝沢まい
色々なクリニックに行ってるアートメイク看護師だと、全国にお客様が持てるっていうメリットがあります。
遠方で来院できないお客様にも自分の施術を届けることができるっていうのは大きいメリットだと思います。
数か月に1回でもその地域に行くことができれば、荷物1つで移動して施術して、また来年行くっていうことができるので。自分の体力があれば全国にお客様が持てます。
自分が頑張った分だけ返ってくる
櫻井グリコ
自分の努力の積み重ねが、そのままお客様からの評価となって返ってくる点は凄くいいなと思うんですよね。
しかも、やりがいだけでお給料が低いとどうしても継続するのは厳しくなると思うんですけど、お給料もよかったのでその点もやりがいには繋がりますね。
お給料がいいから、どんどん新しい道具を買ったりセミナーに参加してスキルを磨いたり、自己投資して次の仕事に繋げたり、良い循環ができてくるんですよね。
滝沢まい
頑張った分が返ってくるのはお給料もそうですが、クリニック内での発言力にも関わってきたり、お客様から直接フィードバックを頂けるのがやりがいになってます。
雇用だとお客様からの評価よりも、上司からの評価の方が比重が大きいところもありますもんね。
フリーランスだと、自分でコントロールできる部分が多くて、努力がそのまま成果や評価に繋がるっていうのは、メリットとして大きいですね!
材料・道具・メニューにこだわれる
滝沢まい
材料とかメニューとか、何を使うか何をやるかを自分で決めることができるのは大きなメリットですね。
内容と価格を決められるので、自分が得意な施術内容をどんどん伸ばしていくことができます。
例えば私だったら「明るめカラーのふんわりしたパウダー眉が得意です」って発信して、それを求めているお客様が来てくださって、私は好きな施術や得意な施術を担当させていただけるんです。
自分の得意な施術を、求めているお客様に提供できるので、自分も施術がしやすくなるしお客様の満足度も凄く上がりますよね。そうやってマッチングすると、トラブルも起こりにくいし、お互いにメリットが大きいです。
しかも好きなことを好きな分だけできて価格も決められるので、自分の届けたい層に対して適切な価格帯に自分で設定できるっていうところで、マッチング率がすごい上がるっていうのがありますね。
そういう細かいところが決められるので、よりお客様に届きやすくて、その価値を落とさないでいられます。
櫻井グリコ
マシンも消耗品もけっこう値段が高いんですよ。
でも、その品質が作品のクオリティにダイレクトに反映されるので、品質の良い道具や材料を使いたいんですけど、雇用だとクリニックが用意した道具や材料でないとできなかったりします。
そこはやっぱりアーティストになって、良い物を使いたいなっていうのはみんな感じるところだと思うんですよね。
滝沢まい
例えば大手のアートメイク専門クリニックだと、メニューが決まってたりするんですよね。
大手だと「毛並みのアートメイクしかやってません」「眉毛とリップしかやってません」「インクはこれだけです」「針はこれだけです」など、限られていたりするんです。
やっぱり色んな物を揃えるのってお金がかかるし、全員が色々なメニューをできるわけではないし、そのメニューを買ってもらえなかったら在庫を抱えることになるんですよね。
なので、使える材料とかメニューが決まってて、表現の幅がすごく狭まるんですよ。
本当はMacでめちゃくちゃきれいなグラフィック描きたいのに、渡されたのが鉛筆みたいな感じです。
だから、選択肢や表現の幅を広げたくて大手を辞めちゃう人も多いです。
SNSで色々な人と繋がれる
櫻井グリコ
私、元々SNSが凄く苦手で個人のアカウントを一個も持ってなかったんですよ。SNSは一切やってなかったんです。全然興味なくて!
でもやらないと集客できないので、最初は苦手ながらもSNSを頑張ってたんです。
そしたら、苦手なりにやっていく中で色々な人と仲良くなって他のクリニックの話を聞いたり色々な交流ができて今は楽しくやってます!
滝沢まい
同じような熱量のある方と繋がれることが多いです。
凄くバイタリティがある方が相互でフォロワーさんになって下さったり、視座の高い人とずっとお話ができたりするんです。
例えば全然遠くに住んでる女医さんと、「この施術すごくいいですよね」ってDMでやり取りできたり、人脈が広がるっていう楽しみが凄くありますね!
それこそ美容以外の業界の人とかインフルエンサーさんとかもお客様として来てくださったりしますし、同じ業界で美容ナースとして頑張ってる人とか、アートメイク看護師として頑張ってる人とか、同じように頑張ってる人とも繋がれるので。
どんどん友達が増えるみたいな楽しみを感じますね。
フリーランスと雇われのメリット・デメリットを比較
雇用されているアートメイク看護師のメリット・デメリットもお伺いし、フリーランスと比較したものが下記の表です。
フリーランス | 雇用される場合 | |
---|---|---|
メリット | 人間関係の煩わしさがない 上下関係が厳しくない やりたくない仕事を強制されることがない 自分の勤務日数や勤務時間を自由に決められる 1つの職場に留まらず複数の職場で働ける 全国どこへ行っても仕事ができる 自分が頑張った分だけ返ってくる 材料・道具・メニューを自分で決められる SNSで色々な人と繋がれる | 集客できなくても給料が貰える 産休育休の手当が貰える 気軽に相談できる仲間がいる |
デメリット | 自己集客が大変 オンオフの切り替えが難しい 業務内容が多岐にわたる 社会保障が少ない&税金関係を自分でやらないといけない もしもの時(裁判など)の保険に入る必要がある | 休みが取りにくい 融通が利かない 使える道具の自由度が低い |
櫻井グリコ
雇用されている場合のメリットは、自分で集客できなくてもお給料が貰えるっていうところと、産休育休制度があってその手当が貰えるっていうところですかね。フリーランスだと産休育休の間はお給料ゼロなので。
逆に雇用されている場合のデメリットは、休みが取りにくいとか時間の融通が利かないとか、使える道具の自由度が低いとか、それぐらいかな。
ゆきまろ(藤尾有紀)
雇用されてる場合のメリットは、やっぱり集客に困らないっていうところですね。
あとはアートメイク専門クリニックだったら、他にもアートメイク看護師の仲間がいて、一緒に働けるじゃないですか。
そうすると「こういう時ってどうしてる?」みたいな感じで、相談できる仲間がいるのって良いなって思ってて、気軽に情報共有できたりコミュニケーション取ったりできる人達が常にそばにいてくれるって私は凄くメリットだと思ってるんです。
そういう面でいうと、フリーランスってけっこう孤独だから。フリーランス同士で気軽に情報共有できるかどうかって、人によって違うと思うので。
あとはフリーランスの大変なところでいうと、大荷物抱えて色んなクリニックに行って、クリニックさんとの契約も自分で結んで、受付さんとも関係性を築いていかないといけないところだと思います。
受付さんからしたら、いきなりフリーの看護師が来て、その看護師の仕事をちょっと手伝ってあげないといけないのってあんまり良く思わない人が多いのかなって思います。
なのでメドビューティー(※ゆきまろさんが代表を務めるアートメイク看護師専門会社)に関しては、私が窓口になってフリーで働く看護師をクリニックに派遣してる感じだったので、受付さんとのやり取りのマニュアル作成だったりは私がしてました。
受付さんとのやり取りとか関係性って凄く大事で、自分が施術したお客様が最後に接するのって受付さんなんですよね。
あとは電話がかかってきた時、もしかしたら受付さんにクレームの電話対応をしてもらわないといけないかもしれない場合もあって、アートメイクの知識がないと対応できないので、そういう意味でもマニュアル作成をしていましたね。
まとめ:アートメイク看護師のフリーランスと雇用される場合を表で徹底比較
これまで、フリーランスのアートメイク看護師の給料や働き方、メリット・デメリットについて解説してきました。
アートメイク看護師としてフリーランスになった場合と、雇用される場合を徹底比較し、下記の表にまとめました。
フリーランス アートメイク看護師 | 雇用されている アートメイク看護師 | |
---|---|---|
働き方 | まとまった休み時間はなく、空き時間で休憩 勤務日数や勤務時間は全て自分で決められる 事前に予定が分かれば自分が休みたい日は絶対に休める | お昼休憩は1時間しっかり取れる 勤務日数や勤務時間はクリニックが定めた通りに勤務 休みは他の人との調整が必要 |
給与形態 | 完全出来高制 | 固定報酬+インセンティブ(指名分) |
年収 | 600万~3,000万以上(天井なし) | 500万~900万 |
賞与 | なし | クリニックによって有無が分かれる |
必要経費 | 物品・道具代:月に約10万程度 診察代・場所代:フリーランスの契約による セミナー代:必要に応じて | 物品・道具代:なし(クリニックが用意) 診察代・場所代:なし セミナー代:必要に応じて |
年金・保険 | 国民年金のみ収める 国民健康保険に加入 雇用保険と労災:加入できない | 国民年金+厚生年金の両方を収める 健康保険に加入 雇用保険と労災:加入できる |
メリット | 人間関係の煩わしさがない 上下関係が厳しくない やりたくない仕事を強制されることがない 自分の勤務日数や勤務時間を自由に決められる 1つの職場に留まらず複数の職場で働ける 全国どこへ行っても仕事ができる 自分が頑張った分だけ返ってくる 材料・道具・メニューを自分で決められる SNSで色々な人と繋がれる | 集客できなくても給料が貰える 産休育休の手当が貰える 気軽に相談できる仲間がいる |
デメリット | 自己集客が大変 オンオフの切り替えが難しい 業務内容が多岐にわたる 社会保障が少ない&税金関係を自分でやらないといけない もしもの時(裁判など)の保険に入る必要がある | 休みが取りにくい 融通が利かない 使える道具の自由度が低い |
フリーランスも雇用される場合もそれぞれ、メリット・デメリットがあります。
当然、人によってどちらの働き方が合うのかも異なるでしょう。
フリーランスは自由度が高く、ワークライフバランスの実現のしやすさがあり、自分の努力次第で高収入を目指せます。
その一方で、自己集客が大変です。そのため、フリーになる前に指名予約の多いアートメイク看護師になっておくことが重要です。
そして、多くの指名予約を貰えるようになるためには、確かな知識と技術力を身につけることが必要となります。
アートメイク未経験者はまずは雇用してもらった状態で、アートメイク看護師として成長していくことが大事であり、その先にフリーランスとして活躍する選択肢も見えてくるでしょう。
アートメイクを受けるのにオススメのクリニック2選!
LIAN clinic
美容施術のスペシャリストである、ゆきまろ(藤尾有紀)さんが代表を務めるLIAN clinic。
LIANでは美容クリニック従属歴4年以上の経験豊富な看護師しか在籍できないため、熟練した技術をどのお客様にも提供できるのが魅力。お客様一人一人のお悩みに応じたフルオーダーメイド治療を提案。
アートメイクをはじめ、たるみ・毛穴・小顔治療に特化したメニューを提供しています。
\ご予約はHPにあるLINEからできます/
THE ARTMAKE TOKYO
リップアートメイクのスペシャリストである櫻井グリコさんと、眉毛アートメイクのスペシャリストである滝沢まいさんが所属しているアートメイク専門クリニック「THE ARTMAKE TOKYO」。
櫻井グリコさん、滝沢まいさんをはじめとし、厳しい採用基準をクリアした、わずか16%の精鋭のみが在籍。全てのアーティストがハイレベルなトップアーティストです。
黄金比をベースとした「似合わせデザイン」が得意で、好みやなりたいイメージなど希望に沿ってオーダーメイドでデザインしてくれるのが魅力。
\ご予約はHPにあるLINEからできます/